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アプトーチ改修工法−適用工法と下地拵え
既存防水層の種類  >>露出アスファルト防水 >>ウレタン塗膜防水 >>ゴムシート防水 >>塩ビシート防水 >>保護(押え)防水



▼既存防水層を残す

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K、CT−320D、CT−340

(1) 立上り部の既存層は撤去する。(撤去部の防水層端部及びひび割れはTSコーチングで雨養生する。)
(2) ドレン回りの既存層は撤去する。 〈下地処置例図-1 (a)〉
(3) フクレ、シワ及び滞水ヶ所の処置をする。 〈下地処置例図-3〉
(撤去部の既存層と下地の段差が大きい場合は、トーチバーナーとコテ、ヘラ等を用いて段差周囲を溶着又は、
TSコーチングでシール処理してから樹脂モルタルで平坦にする。)
(4) 下地に付着するアスファルト残存物はケレン及びトーチバーナーとコテ、ヘラ等を用いて平坦にする。
(5) 不陸部分(水溜り)がある場合は、樹脂モルタルで平坦に仕上げる。(樹脂モルタルは十分乾燥させる。)
(6) 標準仕様の平場の工程1.TSプライマー 0.2kg/m2を下地活性剤クルタルボンドH 1.2kg/m2に替え、既存層撤去部はTSプライマー 0.2kg/m2を塗布する。

▼既存防水層を撤去する

▼新規防水層が密着工法の場合

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K、CT−320D、CT−340

(1) 既存層は撤去する。(既存層の撤去は当日のうちに雨養生ができる範囲内とし、降雨降雪が予想できる場合は行わない。)
(2) 下地のひび割れはTSコーチングでシールする。
(3) 下地に付着するアスファルト残存物はケレン及びトーチバーナーとコテ、ヘラ等を用いて平坦にする。
(4) 標準仕様の平場の工程1.TSプライマー 0.2kg/m2を下地活性剤クルタルボンドH 1.2kg/m2に替え、立上り部はTSプライマー 0.2kg/m2を塗布し雨養生を兼ねる。
(5) 不陸部分(水溜り)がある場合は、樹脂モルタルで平坦に仕上げる。(樹脂モルタルは十分乾燥させる。)

▼新規防水層が絶縁工法の場合

適用工法 : CT−330、CT−340

(1) 既存層は撤去する。(既存層の撤去は当日のうちに雨養生ができる範囲内とし、降雨降雪が予想できる場合は行わない。)
(2) 下地のひび割れはTSコーチングでシールする。
(3) 下地に付着するアスファルト残存物はケレン及び清掃で除去する。
(4) 雨養生はポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等を用いて入念に塗布する。
(5) 不陸部分(水溜り)がある場合は、樹脂モルタルで平坦に仕上げる。(樹脂モルタルは十分乾燥させる。)



▼既存防水層を残す(既存防水層が密着工法の場合)

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K

(1) フクレ、浮き部分は撤去し、ポリマーセメント系下地調整材で補修する。
(2) 平場、立上りともポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等を塗布する。

適用工法 : CT−320
(1) フクレ、浮き部分は撤去し、ポリマーセメント系下地調整材で補修する。
(2) 標準仕様の工程1.TSプライマー 0.2kg/m2を1液湿気硬化型ウレタンプライマー 0.1kg/m2程度に替える。




▼既存防水層を残す(既存層が断熱工法の場合は適用しない)

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K


(1) 立上り部の既存層は撤去する。 (撤去部の防水層端部及びひび割れはTSコーチングで雨養生する。)
(2) ドレン回りの既存ゴムシートは撤去する。 〈下地処置例図−1 (a)〉
(3) 下地に付着する既存ゴムシートの残存物及び接着剤はケレン及び清掃で除去する。
(4) フクレ、浮き及び滞水ヶ所は撤去しポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等で補修する。
(5) 平場、立上りともポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等を塗布する。

▼既存防水層を撤去する

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K、CT−330、CT−340、CT−320、CT−340


(1) 既存層は撤去する。(既存層の撤去は当日のうちに雨養生ができる範囲内とし、降雨降雪が予想できる場合は行わない。)
(2) 下地のひび割れはTSコーチングでシールする。
(3) 下地に付着する既存ゴムシートの残存物及び接着剤はケレン及び清掃で除去する。
(4) 雨養生はポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等を用いて入念に塗布する。
(5) 不陸部分(水溜り)がある場合は、樹脂モルタルで平坦に仕上げる。(樹脂モルタルは十分乾燥させる。)




▼既存防水層を撤去する

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K、CT−330、CT−340、CT−320、CT−340


(1) 既存層は撤去する。(既存層の撤去は当日のうちに雨養生ができる範囲内とし、降雨降雪が予想できる場合は行わない。)
(2) 下地のひび割れはTSコーチングでシールする。
(3) 下地に付着する既存塩ビシートの残存物及び接着剤はケレン及び清掃で除去する。
(4) 雨養生はポリマーセメント系下地調整材又は、樹脂ノロ等を用いて入念に塗布する。
(5) 不陸部分(水溜り)がある場合は、樹脂モルタルで平坦に仕上げる。(樹脂モルタルは十分乾燥させる。)




▼保護(押え)層を残す

適用工法 : CT−310、CT−320、CT−320K、CT−330、CT−340


(1) 改修用鉛ドレンを採用する場合。 〈下地処置例図-1 (c)〉
(2) 改修用鉛ドレンを設けない場合のルーフドレン周囲の処置。 〈下地処置例図-1 (b)〉
(3) 立上り部の保護層、防水層を撤去する場合は、下地に損傷を与えないようにする。
(4) 保護(押え)層にせり上がりがある場合は、既存伸縮目地を拡幅する。
(5) コンクリートのはく落、浮き、剥離等は撤去し、樹脂モルタル又は、ポリマーセメントペースト等で補修する。
(6) コンクリート欠損部は樹脂モルタルで補修する。
(7) 隣接する保護(押え)層間に極端な段差がある場合は、樹脂モルタルでなだらかに修正する。
(8) ひび割れ部分はTSコーチングで補修する。
(9) ひび割れ幅が2mm以上はUカット又はVカットし、TSコーチングを充填する。
(10) 側溝部の段差はモルタル類でテーパー付けする。
(11) 既存伸縮目地の処置
1 脱気に利用する場合  〈下地処置例図−2 (b)、(c)〉
既存目地はできるだけ深く撤去し、通気溝として利用する。
2 脱気に利用しない場合  〈下地処置例図−2 (a)〉
○ 成形伸縮目地のキャップは撤去し、、TSコーチングを充填し平坦にする。
○ エラスタイト目地又は、注入目地材の押し出し部は、やや深めに撤去してTSコーチングを充填する。
* 目地部の絶縁処理は幅200mm程度の増張りを目地の中心より均等に振り分け、浮かし張りする。
(12) コンクリート表面が経年で骨材の凹凸が顕著な場合はポリマーセメント系下地調整材、樹脂ノロ又は、ポリマーセメントペースト等で平滑にする。