クルタル防水シート(橋梁)

橋面防水は,橋面の損傷部や、端部からの浸透水を防止して、構造体を腐食・劣化から守り、維持管理・補修費の軽減に大きく貢献します。

1978年にトーチ工法用のBESSシートを開発して以来、流し張り工法用のBESSシートN、加熱型塗膜工法用のクルタルコンパウンド、そして自着工法用のBESSシートRと多種多様な現場条件下において、優れた防水性能を発揮するよう、工法の充実を図っています。

用途

  • 床板

材料

主要材料

製品名 規格 適用
クルタルBESSシートN 2.0mm×1m×15m 流し張り工法用
クルタルBESSシートX 2.2mm×1m×15m X高耐久タイプ 流し張り工法用
クルタルBESSシートXX 2.2mm×1m×15m XX高耐久タイプ寒冷地用 流し張り工法用
クルタルBESSシートR 1.7mm×1m×15m 常温粘着工法用
クルタルBESSシート剥離紙 2.4mm×1m×15m 加熱溶着工法用
クルタルBESSシートG 1.5mm×1m×10m 常温粘着工法用
クルタルBESSシートG 幅500mm、幅330mm リフレクションクラック抑制、わだち抑制
クルタルコンパウンド 10㎏箱入り アスファルト加熱塗膜工法用、鋼床版ボルト部塗布材

副資材

製品名 種別 適用 形状
クルタルBESSプライマー RC床版用プライマー 下地処理用 16L缶入
クルタルプライマーA 鋼床版用プライマー 下地処理用 18L缶入
TSビニロンメッシュ#1 補強材 防水シート端末処理材 幅1m×33m
TSビニロンメッシュ#1 補強材 防水シート端末処理材 幅140mm×33m
クルタルシールテープ 補強材・目地材 防水シート端末処理材
成型目地材
厚5mm×各幅×5m
(低弾性タイプ)
クルタルシールテープ 補強材・目地材 防水シート端末処理材
成型目地材
厚5mm×各幅×1m
(高弾性タイプ)
クルタルシールテープ 補強材・目地材 防水シート端末処理材
成型目地材
厚10mm×各幅×1m
(高弾性タイプ)

仕様

クルタルBESSシートN - 流し張り工法

床版
RC床版 クルタルBESSプライマー 0.2L/㎡ アスファルトコンパウンド 1.2㎏/㎡ クルタルBESSシートN 防水端末処理材
鋼床版 クルタルプライマーA 0.15L/㎡ アスファルトコンパウンド 1.2㎏/㎡ クルタルBESSシートN 防水端末処理材

※工程1のプライマー塗布量は、発注図書において相違する場合がありますので、確認して下さい。

※改修工事における切削下地の場合、プライマー、アスファルトコンパウンドの使用量は下地切削状況で変わります。

クルタルBESSシートX - 高耐久タイプ流し張り工法

床版
RC床版 クルタルBESSプライマー 0.2L/㎡ アスファルトコンパウンド 1.2㎏/㎡ クルタルBESSシートX 防水端末処理材
鋼床版 クルタルプライマーA 0.15L/㎡ アスファルトコンパウンド 1.2㎏/㎡ クルタルBESSシートX 防水端末処理材

※工程1のプライマー塗布量は、発注図書において相違する場合がありますので、確認して下さい。

※改修工事における切削下地の場合、プライマー、アスファルトコンパウンドの使用量は下地切削状況で変わります。

※寒冷地使用の場合は、工程3クルタルBESSシートXXにかえて下さい。

※NEXCO仕様の場合は、別途ご相談下さい。

クルタルBESSシートR - 常温粘着工法

床版
RC床版 クルタルBESSプライマー 0.2L/㎡ クルタルBESSシートR 防水端末処理材
鋼床版 クルタルプライマーA 0.15L/㎡ クルタルBESSシートR 防水端末処理材

※工程1のプライマー塗布量は、発注図書において相違する場合がありますので、確認して下さい。

※改修工事における切削下地の場合、プライマーの使用量は下地切削状況で変わります。

クルタルBESSシート剥離紙 - 加熱溶着工法

床版
RC床版 クルタルBESSプライマー 0.2L/㎡ クルタルBESSシート剥離紙 防水端末処理材
鋼床版 クルタルプライマーA 0.15L/㎡ クルタルBESSシート剥離紙 防水端末処理材

※工程1のプライマー塗布量は、発注図書において相違する場合がありますので、確認して下さい。

※改修工事における切削下地の場合、プライマーの使用量は下地切削状況で変わります。

クルタルコンパウンド - アスファルト加熱型塗膜工法

床版
RC床版 クルタルBESSプライマー 0.2L/㎡ クルタルコンパウンド 1.2㎏/㎡ 防水端末処理材
鋼床版 クルタルプライマーA 0.15L/㎡ クルタルコンパウンド 1.2㎏/㎡ 防水端末処理材

※工程1のプライマー塗布量は、発注図書において相違する場合がありますので、確認して下さい。

※改修工事における切削下地の場合、プライマー、クルタルコンパウンドの使用量は下地切削状況で変わります。